NHK「クローズアップ現代(アパート建築が止まらない)」を観てサブリース契約の怖さを知りました。サブリースの問題点を簡単に教えてください。
NHK「クローズアップ現代(アパート建築が止まらない)」で特集されていたとおり、サブリース(家賃保証)は契約をめぐってのトラブルがとても増えています。
サブリースのトラブルのほとんどが、家賃収入が減額されるリスクについて、「十分な説明を受けていない」、「大家さんが誤解してしまう説明」が原因で起こっています。
なぜこのような問題が起こるのでしょうか?
簡単にサブリースの問題点をまとめます。
- サブリースは「一括借り上げ」という賃貸の契約のため、宅地建物取引業法が適用されない
- そのため、売買と違い重要事項説明の厳格な義務付けがない
- サブリース契約書に「家賃改定の可能性」は書かれているが、サブリースの会社からは説明されないことがある
- だから大家さんは「30年間家賃が保証される」という言葉をそのまま鵜呑みにして信じてしまう
- 悪徳なサブリース契約について、規制する法律や罰則がない
本来サブリースは、家賃保証をしつつ入居率を上げて、大家さんの利益を上げてための仕組みなのですが、営業文句を信頼して失敗してしまう大家さんは後をたちません。
仕組みやからくりを理解すれば怖くありません。
サブリース(家賃保証)や家賃保証の落とし穴をよく理解して、かしこい大家さんになりましょう。




